C2000ZoomからC3030Zoomに共通する弱点と言うのがマクロモードで被写体に近寄れない点です。と言っても、それは単に素のままのカメラでの話であって、このシリーズ共通のメリットであるコンバージョンレンズやクローズアップレンズ、マクロレンズなどを組み合わせると、とてつもなく素晴らしいマクロ撮影が可能になります。
「其の一」では、まず素のままのマクロ撮影と、リングストロボ(RF−50)に取り付けてマクロ撮影を行うWM−52を使った時のマクロ写真を掲載します。
画像をクリックすると元画像が表示されます。
そのままの画像なのでファイルサイズに注意してください。
カメラのマクロモードのみで撮影
1/800s
F5.0
96mm(35mm換算)
2048x1536
661KB
シャッタースピードが限界だったので、絞りF5までであったが、
後ろのボケはとても奇麗である。
1/500s
F5.6
96mm(35mm換算)
2048x1536
701KB
空をバックにしてみた。
補色系なのでどうかなと思ったが、
意外に空の描写と青い発色は出ていた。
|
デジタルカメラ用のリングストロボ「RF−50」を取り付けた。
ここではストロボの発光はしていないが、このRF−50にはW−WingSoftさんから「WM−52」と言う着脱式マクロレンズが発売されており、今回はそれを使ってみた。WM−52は歯科医師用の撮影の為に用いられるのであるが、マクロフリークにはたまらない快適な撮影環境をもたらしてくれる。
これがマクロの極意「リングストロボ(RF−50)」
今回はストロボ自体は利用しないが、
下記のマクロレンズを取り付けるために使用。
これが着脱式のマクロコンバーター「WM−52」
脱着がワンタッチで、
ワイド及び望遠からクローズアップまで瞬時にカバー出来る。
今回は昼間の撮影で光量オーバーのため、
サーキュラーPLフィルターもこの先に取り付けた。
|
マクロコンバーター「WM−52」使用
1/400s
F4.0
2048x1536
731KB
こちらも空をバックに撮っている。
空の発色は見た目そのまま。
マクロ撮影では白飛びが少なく感じる。
1/320s
F2.8
1536x2048
768KB
アザミの花
発色は自然で補色系の色。
ボケの効果は最高である。
開放F値はピントが難しいが、ドンピシャだと素晴らしい絵になる。
(回転処理は画質劣化しないPIE2.8を使用) |
|