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CANON EOS D30 に
マウントアダプター FD-EOS adapterを取り付けるの巻
キヤノンのEOSシリーズにFDレンズを取り付けるアダプターが有ります。キヤノンの純正だと定価39000円と結構高いですから、興味があってもそうそうは手が出ません。私の場合はBOWER製のマウントアダプターを使っています。どこで常時手にいれられるのかは知りませんが、根気よく探せば2万円以下で手には入ります。
このアダプターには、フランジバックの長いボディーで無限遠に対応するよう補正レンズが挟まっています。
このレンズ自体がどれほどの良いレンズなのかは分かりません。さもすればローパスフィルターのように画質的にはデメリットに働く事もあるかも知れません。キヤノン純正のアダプターを見たことが無いので、どなたか純正品のアダプターにもこのようなレンズが挟まっているのか教えていただけませんか?工具があれば取り外すことは簡単に出来そうです。メリットはレンズ交換時にCCDへのホコリの混入を防げること(笑)。 では、早速レンズを取り付けて見ます。 複数のFDレンズを交換して使うならボディーにアダプターをくっつけたままにしますが、ここではEFレンズとの交換を前提にして、レンズにアダプターをくっつけています。
後玉の大きなF1.4のレンズですが、アダプターの補正レンズでなんかF値が暗くなってそうな気がするんだけど、、。 どうなんでしょう?
で、カメラの機能的には絞り優先AEのみとなります。絞り優先AEでは、レンズの絞りリングを回して行う「絞込み測光」になり、絞り込むほどにファインダーが暗くなり、計器も見えづらくなります。私は眼鏡をかけているから特にでしょうか。 絞り値データはカメラにフィードバックされませんから撮影時の絞りをメモるか覚えていないと後でどの絞りで撮影したのか分からなくなりますが、カメラ本体の測光自体は絞りデータに影響されず、単にレンズに入る入射光量でシャッタースピードを自動設定してくれますから、何ら問題なく使えます。 私の場合は被写体にAEロック(*印ボタン)を押して露出を決めた後、構図を決めてピントリングをパパッっと回して撮影するスタイルがうまく撮影できました。なお、フォーカスはマニュアルのみです。書かなくても分かっていると思うけれどね。慣れてくるとAFよりも快適です。 いくつかのFDレンズを取寄せ中なので、人とは違う撮影をしたくなる私としては、D30をFDで撮るのがひとつの楽しみになりそうです。 |
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