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E−100RS(ハヤトラ)で
ミルククラウンに挑戦!
爆速のハヤトラで早速「ミルククラウン」の撮影に挑戦です! まずは、カメラのセッティングから。 ハヤトラにはNo4のクローズアップレンズを取り付けます。 ミルクが飛び散ることから、ある程度はワーキングディスタンスを稼ぎたいのですが、あんまり望遠に振ってしまうと被写界深度が浅くなりすぎピントに苦労します。そこで、焦点距離でだいたい3倍ズーム程度までズーミングして撮影。 相手がミルク、しかも一瞬の造形ですからオートフォーカスは出来ません。そこでマニュアルフォーカスによりある程度にピントを固定し、そこにミルクをたらしています。カメラのモードはプログラムAEです。ホワイトバランスは「太陽光」に固定。 カメラは秒間15枚の超高速連写に設定。これでコマ間0.066秒になります。更にシャッターを押す直前の画像を記録できるハヤトラの機能「プリキャプチャ」を最大の5枚にセット。これで6枚の連続写真を撮影することで出来るようになります。 撮影風景は上図のセッティング。 この写真では分かりませんが、上側から40ワットの蛍光灯5本と、写真に写っているサイドからのレフ球(20ワット)が光源です。これで絞りF2.8、シャッタースピード1/400s程度になります。 後でまとめていますが、これらすべて失敗に終わっている部分があったりします。次回の課題は多いんです。 とりあえず20セット、120枚ほど撮影してパソコンで確認。ミルククラウンの出来る時系列は以下の画像の順番であることに気づく。 (尚、サムネイル画像はクリックすると元画像になります) |
ミルククラウンの形成 |
ミルクを滴下してミルククラウンが出来る。 |
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その後、ミルククラウンは消滅し、中心部に1つの山を形成。1粒のミルクが跳ね上がる。 |
↓ |
最後は同心円状になって姿を消す。 |
まず気が付かれたと思いますが、ホワイトバランスを固定しているにもかかわらず色味が違う事。これは上部から照射した蛍光灯が1/50周期で変化しているための交流ノイズを拾ってしまったためです。このことにより、次回からは蛍光灯は使わず白熱球のみで撮影しなければならないことが分かりました。 次にピントが甘い! シャッタースピードを稼ぐために絞り開放になっていますが、もう数段絞らないとシャープ感が出てきません。とりあえず次回はISO感度を上げて絞ってみようと思います。 0.066秒間隔でも足りない! ミルククラウンが形成された画像を撮れていてもその前後には全く別の画像が入っています。つまりはミルククラウンはほんの一瞬だけですから、例え秒間15コマでも必ず写るとは限りません。それに、プリキャプチャ機能をつかうよりも、ミルクの落ちるタイミングを見越して15コマ連続画像で取り込んだほうがうまくいくかと思います。次回はプリキャプチャは使わない撮影でも行ってみようと思います。但し、プリキャプチャ撮影はかなり有効です。 今回の最初の挑戦での撮影画像は後日掲載します。 |