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 Tokina AT-X MACRO 90mm F2.5 の巻 |
キヤノンの旧式FDマウントをＥＯＳシリーズの一眼レフデジタルカメラに取り付ける「FD-EOS」です。デジ研ではこれまでにも何回か触れてきましたが、FD-EOS変換アダプタには補正レンズが必要で、これがないと無限遠が出ません。 上記写真の右側の枠のついたレンズが補正レンズです。 で、このレンズは近代製の変換アダプタにはマルチコート化もされていなく（ケンコー製の物はマルチコートされていますがすでに入手困難）、光の入射量によってハレーション出まくりでとても使える代物ではありません。そこでデジ研では補正レンズを取り外してしまっています。 取り外しは「カニ目」とも呼ばれる専用工具を使いますが、工具さえあれば傷もつけることなく簡単に取り外せます。精密ドライバーで外すことも出来るかもしれませんが、レンズに傷をつけそうであまりお勧めはできません。  Tokina AT-X MACRO 90mm F2.5 こちらが今回使うトキナ製のレンズです。90mm F2.5のマクロレンズはタムロンが有名でしょうが、トキナ製も結構良いです。90ｍｍはポートレートにも良いしマクロでのワーキングディスタンスも程よくて最も使い勝手の良いレンズでしょう。但し、FD-EOS化したデジ研のこのレンズはマクロ専用で1メートル以上離れた被写体にはピントが合いません。近眼の人みたいな感じで、、。ちょっともったいないけれど、このレンズのＯＭマウントの物が手に入ればよかったんだけどねぇ、、（笑）。  専用のエクステンダー（エクステンションチューブ）が用意されています。 実はデジ研もこのエクステンダーを持っているのですが、最近見当たりません。どこかに隠れてしまいました。探しているんだけれど、どこに行ったのか、、。ちなみにこのエクステンダーは単なる「筒」です。レンズ類は入ってませんので、キヤノン純正のエクステンションチューブの50ｍｍ相当と思ってください。  10Ｄとの装着図。 上の装着写真はエクステンダーも一緒ですが、エクステンダーを装着すると余りにマクロ過ぎてフォーカスしにくいし手ぶれるしで、そんなにメリット無いです。なのでデジ研では外していてそのまま行方不明となっています。 このレンズで撮った次の参考写真はエクステンダーは付けていません。90ｍｍマクロレンズそのままの描写力です。かなり優秀だと思います。クリックすればいつものごとく元画像が表示されます。  F5.6 1/100s カメラ CANON EOS 10D レンズ FDマウント Tokina AT-X MACRO 90mm F2.5 |