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デジタルカメラ研究マガジン
EOS Kiss Digital N
Tamron A06 で撮る大井川鉄道の巻
タムロンAF28-300mm Ultra Zoom XR F/3.5-6.3 LD Aspherical [IF] MACRO (以下、A06)は誰でも知ってるメジャーレンズでしょう。これがデジタル化されて進化したのが Di の表記がプラスされた A061 となります。デジ研が持っているのはデジタル化されていない A06 のほう。と言ってもコーティングの差だけなので、基本性能は同じです。
このレンズ、何でこんなにチッコイんでしょう(笑)。
小さい分、レンズの暗さがネックで出番も少ないのですが、Eos Kiss Digital N や X に取り付けるサイズとしては悪くないです。但し、ズームしてテレ端にすると、どこにこんな長い筒が格納されてたんだと嫌になるほど先端が伸びます。ビヨーンと。カメラにつけて伸ばしている姿を手元で見てると好きになれませんが、考えてみれば撮影中はファインダー覗いてて、レンズがどんな状態になってるかなんて全く撮ってる本人には分からなかったりするし、、気になるものでもないか。

Eos Kiss Digital N との合体図


EF-S 18-55mm (右)との大きさ比較

ずいぶん前になっちゃいますが、今年の夏に大井川鐵道大井川本線に乗って温泉地に行ってきました。この旅、家族旅行でもあるため、荷物は極力抑えなければならず、しかも電車に乗っていく事もあり、行きのカバンは背中にしょった小さなナップサックひとつと言うかなり厳しい条件。カメラ機材なんて持っていく余裕はごく限られます。
どーしよっかなー、、と考えた末、Kiss Digital N にこの A06 の組み合わせのみ同行させることにしました。

大井川本線は単線で、大井川を右手に見ながら上流に向かって走ります。それにしても今にも崖から落ちそう、、。危ない場所を走っていると言う意味ではなく、線路を支える砂利から何からがすべて古くて落っこちそうなスリルがありますね(苦笑)。
川根温泉笹間渡駅で降りました。
(これより以下の画像はクリックすると元画像を表示します)


無人駅。
ここは知っている人も多い温泉地になっていて、遠くから温泉に入りに来る人も多い場所。しかしながら車で来る人が多いためでしょう、大井川本線の駅は本当に静かなたたずまいでした。


平日は「ぎゃらりー ひと花館」で乗車券を販売しているみたいで、、。
大井川鐵道はワンマンカーですから、乗車券が無くても電車に乗るのに心配はいらないんだけどね。

週末だったので人気も無かったのですが、普段本当にやっているのかな?
夜見るとお化け屋敷みたいで少し怖いような気も、、。

駅のすぐ横に温泉付きの素晴らしいコテージもありまして、そこを予約していたため、いとこ連中が続々と集まって来ていました。僕はちょっとひと回りして近くの「鉄橋」を写しに。


これがまた実に錆付いた鉄の雰囲気がバリバリに出ている良い被写体です。
頑丈そうで良いですけれど、この上を超重量物のSLも通り抜けます。
真面目に大丈夫なのか?と心配してしまう雰囲気もスリル万点。




実際走っている雰囲気はこんな感じで。
ちなみに、手持ちの望遠だったのでシャッタースピードを稼ごうと絞りを開放で撮ってたら、あーっやっぱり甘い画像でした。



遠目では分からなくても、近くを通り過ぎたときに撮った写真を見ると分かりますが、列車自体も年期入ってます。

次へ続く、、。

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