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AllegrettoM70
レイノックスのマクロコンバーターを取り付ける!
吉田産業から出ている「レイノックスシリーズ」には高倍率のマクロ撮影が出来る汎用のマクロコンバーター「37mm径タイプ」が有りまして、どうやら生産終了(2001年10月)してしまったみたいですが、このレンズ、なかなか良いマクロ撮影が出来るため、私はよく使っています。 但しこれ、そのままM70にはくっつけられません。M70はレンズのベース部が45mmと特殊で、これに合うコンバージョンレンズアダプターはソニーのS70シリーズが適合しますが、実際取り付けるとレンズの先端が迫り出し時に当たってしまいエラーが出てしまうため、吉田産業からはM70用としてのレンズアダプターは提供されてはいません。よって、37mm径のマクロコンバーターを取り付ける際にはそれなりの工夫が必要になります。以下にその「裏技」を紹介します。 参考 現行のレイノックスシリーズは「フリーサイズアダプター52-67mm」を使って取り付けるタイプに置き換わったようですが、どうもあのスタイルは格好悪くて嫌なんだな。この新タイプに関してはM70に取り付ける際にソニーのS70シリーズのレンズアダプターが正式に使えるように吉田産業からリリースされてはいます。 用意するものは、 M70を用意するのは当然として(笑)、これにソニーS70用として「ケンコー」から出ている「アダプターチューブ37mm」を利用します。型番は「DC−A2」で、上記写真のような円錐体の形です。M70にピッタリのシルバー塗装です。店頭に無ければカメラ屋で取寄せが可能で、定価2000円。 レイノックスシリーズの37mm径のマクロコンバーターは先にも書きました通り生産終了しているので取寄せも出来ないでしょうから、これは店頭在庫がたまたまあったりした場合はゲットしてください。私は「4x」「5.5x」と表記のあるタイプを使います。 「裏技」は輪ゴムです。倶楽部M70でたこさんから教えてもらった情報です。 輪ゴムは一般的なごく普通の物で、そんなに厚みの無いのの方がベストです。 これをですね、 上の写真の通り、M70のレンズベースとアダプターチューブの間に挟んで締め付けます。つまりは「Oリング」と同じ要領となりますか、これを噛ますことで1mm程度のスペーサーの役目を果たし、レンズ繰り出し時に当たってエラーになる問題を解決できます。 余りギュッと締め付けすぎるとスペーサーとしての効果はなくなりますが、適度な硬さで締めるとゴムの特性でゴム無しの時よりも緩みが無くなりしっかりカメラと固定できるようにもなります。 実際の使用状態は上の写真。 カメラとマクロコンバーターが綺麗に接続でき、見た目もちょっと愛嬌のある形で私は気に入ってます。 |
撮影例 クリックすると大きな画像になります。 |
たんぽぽ綿帽子の跡 |
おしろい花のつぼみ |