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東芝ＡｌｌｅｇｒｅｔｔｏＭ７０
マニュアル露出（おさらい編）

このカメラの裏技としてのマニュアル露出モードはすでに発売早々に発見されて、デジ研ネットでも取り上げています。よって、すでに承知の方は読み飛ばしてください。 発売以来、結構ロングセールをしていたカメラなので、最近手に入れられた方の中にはマニュアル露出をご存知ない方ももしかしてあるかも知れませんし、倶楽部Ｍ７０を発足してから、Ｍ７０ユーザーがデジ研に集まってこられましたので、一応、念のため「おさらい編」として書き留めておきます。なお、マニュアル露出は絞りとシャッタースピードの関係を完全に理解していないと使い物になりませんが、露出に関して詳しく知りたい方はカメラの専門書を熟読されてください。 最初にカメラの電源を入れましたら、 カメラの撮影モードを「Ｔｖ」にします。 次に、 背面の「ＭＥＮＵ」ボタンを押しつづけてください。 液晶画面には写真にある通り、メニューが表示されています。 で、押しつづけたまま、撮影モードダイヤルを「Ａｖ」に切り替えます。 これでマニュアル撮影モードに切り替わります。 液晶モニターには左上の撮影モードが黄色で「Ｍ」になります。 絞りとシャッタースピードの他に、これまでは露出補正用の表示部が「露出計」に変わります（上の写真を参照）。この露出計はマニュアル露出と連動しており、+-0.0の表示になるところがカメラの適正露出、それから0.5ＥＶ刻みで+-1.5ＥＶまで変化し、それを超えると赤色表示になります。 シャッタースピードと絞り値は十字キーで設定するようになっています。 一度でも撮影モードダイヤルを動かしてリ、電源を切るとマニュアル露出から抜けます。その場合は、再度上記の方法を繰り返してください。 これから冬にかけて夜景や星空の撮影が増えてくることでしょう。そんな時には抜群に便利なので使ってください。また、ＡＥロックボタンが無いカメラなので、ＭＥで固定して撮影すると便利な時もあります。

2001年11月18日