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デジタルカメラ研究マガジン
デジカメで手軽にマクロ撮影をする方法
マイクロスコープの製作
手持ちの旧機種を活用 編
例えば、頭皮を見たりするマイクロスコープってありますね。
実際、製品としてたくさん出ていますが、同じような物を作ってみました。
デジ研らしく、使っていない古いデジカメを使用します。


QV2800UX

古いですよ、このカメラは。
200万画素しか無いんですが、光学ズーム8倍が特徴です。


RAYNOX ミクロ探検隊シリーズ

このデジタルカメラに、吉田産業のレイノックスシリーズで、ミクロ探検隊を取り付けます。
調べると、このレンズ、すでに生産完了しているんですね。
これにレンズ径に合うアダプターを噛まして、カメラに取り付けます。


マクロレンズを取り付けたところ

使用するデジカメは高倍率ズームで、レンズの径が小さいと、こう言った感じで取り付けることが出来ます。
むしろ、古い機種のほうが、ジャストフィットするんだよね。


AV出力から外部モニターにケーブルでつなぐ

テレビの外部入力端子とデジカメのAV出力をケーブルでつなげば、マイクロスコープの出来上がり。
テレビ画面にマクロな被写体を大きく映し出せます。


印刷物の網点を出力したところ

試しに、書籍の紙面を映し出してみました。
肉眼では分かりませんが、写真などは、こんな感じですべて網点で印刷されています。


カメラで撮影した画像

先ほどの被写体を撮影することも、もちろん可能です。
デジカメですから(笑)

被写界深度が浅いので立体物には向きませんが、平面な物はこんな感じで撮影できます。

取り付けるマクロレンズとカメラのズーム倍率の組み合わせで、マクロ倍率は変化します。

興味を持った人は、試してみてください。

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