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カシオ
QV−2800UX専用
液晶モニターフード
今回も デジタルカメラワークショップのオリジナルなハンドメイドグッズを紹介します。
デジタルカメラの液晶モニターに取り付ける汎用品のモニターフードはケンコーやタイドデザインからも出ています。しかしながら、汎用品な故にジャストフィットはしないし、取り付けられない場合も多々あったりします。それは、デジタルカメラのデザインに全く統一性が無く、液晶モニターの位置や大きさ、回りのボタンの配置などが異なっているためです。よってメーカーから純正品として出ている物はニコンやソニーの一部機種を除いて無かったりします。 更にそれら汎用品のデメリットは、デジタルカメラへの固定方法が「両面テープ」だったり、ゴム留めだったりして、強度的に不十分。高価なデジタルカメラなのに、モニターフードをつかんで持ち上げたら地面に落下なんて事になりかねません。とてもハードな使い方は出来ないのが現状。よって三脚の穴に固定するタイプにするのが一番安定していて良いのでは有りますが、先にも述べた通り、デジタルカメラのデザインがどれも違っているため、とても汎用品で三脚穴に固定するタイプを製作するのは困難を極めます。 そこで登場するのが、デジタルカメラワークショップで製作されている液晶モニターフード。汎用品では無いので、数種類のカメラ専用に製作されている物です。ここではカシオのQV−2800UX用を取り上げます。 本体は上の写真の通り、ガッチリとしたアルミのフレームを持ち、デジタルカメラ本体の三脚穴へ固定するタイプです。
やはり専用に作ってあるので、三脚穴への固定は絶妙。上の写真を見ていただければ解りますが、モニターフードのフレームが電池蓋にかぶさっておらず、電池交換もそのまま可能です。よって、撮影中は一切外す必要はありません。勿論、液晶モニターフードを取り付けたまま三脚へセットできるようにもなってます。
開閉式のルーペも装備されています。ルーペは出版関係でよく使われるプロ用に似た大きな凸レンズで、このタイプのルーペは私は毎日使ってますから、特に使いやすく感じました。タイドデザインのは小さかったし、眼鏡の隙間から入る外光で見ずらかったので、これなら実用になります。
細かな所なんですが、汎用品を取り付けるとボタンの上に描かれている文字やイラストが隠れてしまうんですが、こちらは液晶にピッタリサイズで作って頂いているため、全く隠れません。本当に細かい点ですが、こう言うところが好きです。
液晶モニターフードは回転式レンズのカメラで、より威力を発揮します。ビューファインダーを覗きながら、カメラのレンズを自由に動かせるからです。 ちなみに、回転式のカメラであっても液晶モニターフードがかえって撮りにくい構図もあって、マクロ撮影で地面スレスレの被写体を「カメラを縦位置にして」撮るのには向いてません。そんな時はルーペを開いてスルーで液晶を覗くと、撮り易くなります。 ちなみに、液晶モニターフードは注文時に黒く塗装していただく事も可能のようですが、ここに掲載したのは塗装無しでお願いしたタイプです。 かなり実用的なので、ヘビーにQV2800UXを使う方にはお勧めです。 |
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