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FinePix S5000
速攻レポート
トロトロトロ〜ん 暑い夏はアイスも溶ける。 そして画像も溶ける、、。 え? そんな事は無いですが、発売前よりフジのメーカーサイトに掲載されたS5000の画像サンプルを見て、賛否両論、いやいや否定的な人が多数を占めていたようです。そう、画像がトロトロトロ〜ンと溶けたような描写だったから。 一体、本当にそんなに凄いのか、ハニカム4世「HR」待っていなさい。私がこの目で確かめる。と言うわけで、発売当日に手に入れてきました。
まずは外観。 これがまた結構格好良い。 シボシボなグリップ部なんかは親分のS602よりもグレード高いです。 なので、一見するとS602の後継機かと錯覚するほど見た目はよいです。 実際は、S602とは別系統でFinePix S304の後継機だったりします。
S602にはスイッチ類が並んでいます。 S5000はそれらは有りませんが、軍艦部にシャッタースイッチみたいなのが乗っかってます。最初私はなんだか分からず、説明書を見てやっと分かりました。 左手用シャッターボタンです。 ウソです。 これはフォーカスモード切替スイッチで、普通のシングルAF、常に被写体を追い続けるコンティニュアスAF、そしてマニュアルフォーカスを切り替えます。 それから、レンズ部のデザインがフォーカスリングみたいなデザインになっているので、一瞬S602のソレを連想させますが、全くの飾りです。これで間違えて買う人、必ずいるでしょう。回りません。動きません。マニュアルフォーカスは露出補正ボタンを押しながら背面のズームボタンを押すごく普通な仕様です。 余談ですが、このズームボタン、左眼でビューファインダーを覗くと物凄く押しにくいです。S602も全く同じ形のボタンなのに、S5000は押しにくい。なんでかと思いそれぞれを使って見ると、S5000はコンパクトに出来ている分、ビューファインダーとの間隔が狭く、右手の親指が「鼻」に触れてワイド側のボタンが凄く押しにくくなってしまっています。なので私はこのカメラは右目で覗くことにしました。
良い点は、コンバージョンレンズアダプタが付属してきます。 S602と比べて筒の長さはほぼ同じですが、径が異なるので流用は出来ません。S602が金属なのに対し、S5000はプラスチックです。やはり現行フラッグシップのS602に似せてはいますが実際はいかに安く抑えたかと言った感じですね。 フォローしておきますが、私はこのデザイン、とっても好きです。色といい、シブさといい、小ささといい、このクラスとしてはとても良く出来ています。機能的には前モデルのS304とは別格です。 問題は画質なんだよねぇ、、。 これがかなりの曲者で、追って報告します。 |
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