デジタルスチルカメラ専門 面白実験&コミュニティーサイト  Powered by Digiken-net
デジタルカメラ研究マガジン

デジタルカメラでマクロ撮影
レイノックス ミクロ探検隊
「FinePix S602」編

ミクロ探検隊をフジのS602へ取り付けてみました。
ミクロ探検隊にはいくつかの種類があり(中身は同じ)、それぞれでマクロ倍率の書き方が違っています。詳細はデジ研のレポート「ミクロ探検隊」をご覧ください。以下の表記では「VM−3000」のレンズセットのマクロ倍率で書いています。

VM−3000のレンズセットはワンタッチレンズホルダーが付属してこないため、S602へ取り付けるにはコツが必要です。取り付けには、
ミクロ探検隊レンズセットに付属する、
52mm → 37mm
のステップダウンリング

それと、
55mm → 52mm
ステップダウンリング
も別個に用意します。
こちらは余り売られていないので、大抵は取り寄せでしょう。
私は別のテレコンに付属してきたもので流用。

S602用アダプターリング「AR−FX9」(メーカー参照ページ

以上を用意します。


52mm → 37mm ステップダウンリング (左側) と、
55mm → 52mm ステップダウンリング


140xマクロコンバーターとの合体の図

部品が揃っていれば簡単です。上図の写真のように組み立てて、S602と合体させればOKです。ミクロ探検隊には3つのマクロコンバーターが有りますが、最大倍率(140x)の物はかなりの超マクロとなり、撮影は難しいです。そこで、私は中間倍率(70x)のマクロコンバーターを使いました。参考までにDCR−250を使ってS602で撮ったものも以下に掲載しておきます。ミクロ探検隊のレンズ群で言えばDCR−250は35xと70xの中間的なマクロ倍率です。

画像はクリックすると元画像を表示します。一応フォローしておきますが、シャッタースピードを稼ぐためにISO感度は400で撮ってます為、ノイズは結構乗ってます。

DCR−250 を使って撮影

体長2センチ弱のハナアブ。
DCR-250の場合は比較的撮影しやすい。

こちらはミノムシ。
周辺光量の低下はほとんど感じられない。


ミクロ探検隊 を使って撮影
マクロコンバーターは中間倍率(70x)を使用

数ミリの水滴。
手ぶれも含めて手持ちはかなりキツイです。
光量不足の場合は周辺光量が低下します。

体長1センチ程度の虫。
AFポイントを移動して撮影するので撮影はし易い。

「目」に合焦させると顔の前面は被写界深度外。
もっと絞りたいが、、。

内蔵フラッシュはちょっと使いにくいので使わず。
C2500Lだとうまく内蔵フラッシュが調光するんだけど。
2003年6月24日
デジタルカメラ大実験