AFのクセも分かり操作に慣れてくれば、S602は実に良いカメラであーる。
撮影してて楽しくなるし、レンズアダプタを付けていれば、かなりの重厚なイメージに見て取れるのがまた最高。重さもそこそこ有るし、もう、撮る気にさせられます。いざとなればマクロも1センチに迫れるんで撮影距離についてはオールマイティー。とは言え、流石にマクロな私としてはワイドマクロのみでは欲求不満であるから、手持ちの色々なクローズアップレンズを取り付けることになりますが、これはまたの機会に回しまして、ここでは実写で撮影したサンプル画像を掲載します。
それにしてもこのクラスでは、おいそれと実写画像を載せるわけにも行きません。なんてったって、1枚の画像が軽く1MBを超えてるんですから。
以下、記述の無いものは、解像度600万画素モード、クオリティーはノーマルモード、ISO感度200、ホワイトバランスはデイライト(日光)で、クリックすると約1.2MBの大きさの元画像を表示します。
クオリティーは更に2段階上のモードがあり、ファイルサイズを気にしなければもっと高品質に保存することが可能です。ここではインターネットの性質上、1MB程度の画像データで撮影しています。
F3.2
1/150s
ワイド端 |
ワイド端での撮影。
スプレンディッシュレンズと言えども光学6倍ズームにもなればワイド側に負担が掛かり、レンズの周辺部(四隅)で像が流れています。実画像で見なければそうそう確認出来ませんからそれ程気にする事も無いでしょう。
F5.0
1/400s
マクロモードでのテレ端
(35mm換算80mm相当) |
マクロでの撮影。
すべての画像でそうなんですが、S602は黒潰れを極力抑えるセッティングがされているみたいです。白飛びは多少してても暗部を完全には潰されない画像です。綺麗ですよ。
前代からそうですが、マクロモードはワイド端から35mm換算80mmまでの固定となります。少ないように見えますが、結構使えるマクロモードです。S602はこれにスーパーマクロでワイド端(固定)1センチまで寄れるモードが付きました。
マクロに関しては別の機会にじっくりやって行きます。
F4.5
1/300s
テレ端 |
街でのスナップ。
テレ端での撮影距離は90センチから無限遠までシームレスに対応。オリンパスの10倍ズーム機との違いはマクロモードに入れなくても90センチまで接近できる。C700UltraZoomではマクロモードに入れると1.2m〜2.0mの範囲でのみ合焦(テレ端)。よってS602は接写するとき以外はマクロモードに入れる必要は無い(入れると6倍ズームにはならない)。
F4.0
1/64s
ズーム域は中間
室内撮影 |
室内撮影。
ホワイトバランスをオートにすると白く補正されてしまったので、デイライトに固定して撮影。電球の光源にはAFが合わないので多少ずらしてやるとピッシリ来ます。標準ISO感度が200なので、高倍率の割には手持ちも出来る。こう言う細かな被写体は擬似600万画素と言えども本領を発揮。 |