C1400L活用術

「レッド・エンハンサー」


RED ENHANCER

紅を深い紅にするフィルターがあります

このフィルターは赤味を多く透過しますが、
他の色には全く影響を与えません
なので、自然な色の中で「赤」のみを強調します


今回はケンコーの「RED ENHANCER」
フィルター自身の色は薄い緑色
このフィルターの特徴はケンコーの解説を引用すると

被写体の赤色の彩度を高め、赤を鮮やかに表現するフィルターで、他の色への影響を最小限に抑え、赤系の色を強調します。深紅のような派手な赤ではより深みの赤を作り出し、淡い赤系は見た目以上に鮮明度を高めます。秋の紅葉の撮影にも効果的で、露出倍数は1.5倍です。
(ケンコーより引用)

以下に撮った画像はこのフィルターの本領を発揮するものでは有りません
と言うのも単に「撮影する機会が無かった」の一言(おいおい!)
なので、次回再度このフィルターを使った効果をアップします

フィルター無し

レッド エンハンサー 使用

上の2つの画像はホワイトバランスを見たものです
C1400Lの場合固定が出来ないので
「白」に影響を与えるフィルターではバランスが崩れてしまいます
この画像をみてみると、「赤」以外の色には全く影響を与えてないですね
空の色が赤っぽくなったのは、「赤」の波長を含んでいるためと思われます

こちらは「赤」の入った色々な色の組み合わせを見ています
まず、「花」については本来の色は「フィルター無し」の方の色で、
いわゆる抜群にホワイトバランスが合っている色調で撮れています
これに「レッド エンハンサー」を装着した右側の花は
「赤味が強調されている。反面他の色には全く影響無し」
と、フィルター効果が効いています
下の「ハンガー」についても同様で、左の本来の「赤色」を
フィルターを付けた右側の物では「深い赤」に変化しています
画像はクリックするとVGAサイズになります



と、言う事で、本来は例えば神社の赤い「のぼり」を写したり
暮れかける夕日を写すものなのです
次回、良いのが撮れ次第報告します

レッドエンハンサーの効果をパソコンのレタッチで行ってみました
実験レポートはこちらから


98/10/18