「DC−3Z」vs「DC−2L」
画質比較


デジタルフォトプレス誌編集部から貸して頂いたDC−3Zと、
名機DC−2L新旧画質対決!
この2機種の比較をやっている所はここだけです。
是非参考にしてみてください。

私はたいして違いなんかないんじゃないかなって思ってたんですが、
結果は下記の通りです!

さてさて、画像が表示されるまで時間かかりますので、結論を述べます。
どちらもFINEモードで撮ったものをPaintShopにて15%圧縮を加えています。

カメラのレンズはどちらも広角にセットしてます。
舞台は12月21日のお茶の水「湯島聖堂」
天気は晴れ、時間は午後2時前です。
撮影には三脚を利用し、カメラの位置はどちらも同じ位置になってます。



まず一目瞭然なのは、DC−2Lでの「白飛び」が顕著。
DC−2Lだけ見ていては分からなかった「屋根」の部分。
飛んじゃってます。
これは、ビデオ用CCDの特性です。

また、
DC−2Lは補色フィルター
DC−3Zは原色フィルター
の違いも出てます。
色の再現性も明らかにDC−3Zの方が自然です。
私は補色の方が原色(RGB)よりフィルターの色数が多いので
良い結果になると思ってましたが、噂通り、「原色」の色再現は素晴らしかった!
私の中での概念はこれで変わりました。
原色フィルターは良い!

次に、
本殿右端の赤い台に乗る白い掲示板の様な物に注目!
DC−2Lでは白飛びも合間って何だか分かりませんが、
DC−3Zではなんとそこに貼って有る物まで写っています。
これには驚きました。
見て分かるとおり、どちらもオートフォーカスでピントは同じように合っています。
レンズの解像度が上がったのでしょうか。
それとも「原色フィルター」と「デジカメ専用CCD」のおかげなのか。


1つだけDC−2Lに軍配が上がるのは、
撮った画像の解像度が多い事。
VGA(640*480)よりも2周りは大きいです。
2つの画像を重ねて比較してみると分かるのですが、
DC−3Zは、ちょうどDC−2Lの中心部をVGAのサイズに切った感じになってます。


結論としては、
私は是非とも85万画素のDC−3Zが出て欲しい!
画質的にかなり良くなってはいる物の、
DC−2ユーザーとしては、VGAサイズの解像度ではもったいない。
35万画素でこれだけ良いんですから、
時期DCシリーズには期待出来そうですね。

ちゃんじい
97/12/22

DC−2Lの画像







DC−3Zの画像



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